速報! 島津亜矢さんのリサイタル「無双」
〜貫き通す一筋の道〜 と題した島津亜矢さんのリサイタルに行って参りました。
場所はセンチュリーホール。名古屋では5月の御園座公演以来、待ちに待った約半年ぶりのコンサート。
BSデジタル放送で彼女の歌う姿をくっきりはっきりと見ることができるものの、やはり生(ライブ)は違う。この時、この一瞬を島津亜矢さん、そして会場の皆さまと空気を共有していると思うと、言葉には表せない感動が伝わってきます。
■今回のテーマは無双・・・
この「無双」という言葉ですぐイメージしたのは、歌謡浪曲シリーズの中のひとつ「俵星玄蕃」。
槍は錆びても この名は錆びぬ
男玄蕃の 心意気
赤穂浪士の かげとなり
尽くす誠は 槍一筋に
香る誉れの 元禄桜 ・・・
(中略)
吉良の屋敷に 来て見れば
今、討ち入りは 真最中
総大将の 内蔵之助
見つけて駆け寄る 俵星が
天下無双の この槍で
お助太刀をば 致そうぞ ・・・
のくだりを思い出しました。いやいや、島津亜矢さんは、いまや演歌の実力派歌手として押しも押されぬ存在・・・。
また、三波春夫さんの独壇場であった「長編歌謡浪曲」にもあの若さで挑戦している。
・・・天下無双の歌声で更なる階段を登りつめていくのか・・・など勝手な想像をしながら、興奮気味な面持ちでリサイタルの幕が上がるのを待ちました。
■島津亜矢さんのプロフィール
島津亜矢さんの熱烈なファンの方には恐縮ですが、彼女のプロフィールについてちょっとだけご紹介させていただきます。生まれは九州は熊本県鹿本郡植木町。子供の頃から「演歌の申し子」といわれ数々のグランプリを手にし、まさにその頃から「天才少女」の名を欲しいままにしていた。
・・・かの藤山一郎さんをして「日本の演歌の財産」と言わしめたとか・・・。天性ともいえる艶と張りのある声、そして抜群の歌唱力は年とともにさらにパワーアップ。また円熟味も一段と増した「歌手・島津亜矢」さんの今後に期待は高まるばかりです。
そんな彼女ですが、心根は優しくいつも謙虚。いまに満足せずこれからも努力精進し「大器晩成」すると・・・。それがたまらない魅力のひとつです。目指せ「国民栄誉賞」!
■リサイタルの幕が上がる・・・第一部
漆黒のステージ、トップから照らすブルーのスポットライトに亜矢ちゃんの姿が浮かび上がる。ウオーという歓声とともに万雷の拍手と手拍子。「無双」のステージ第一部の始まりでした。
最初は新曲の「海ぶし」、次にはお馴染み「演歌桜」。続いて昭和の名曲シリーズに移り、その一曲に故フランク永井さんの名曲「君恋し」。偶然と言えば偶然、私には一世を風靡したフランク永井さんへの追悼曲に映りました。
そして軍歌も登場「戦友」・・・「ここは御国を何百里 離れて遠き満州の・・・」この歌を聞きながらついつい亡くなった親父の元気な姿を思い出し、ここで早くも涙腺が緩み、一筋のなみだが流れました。
危ないと思っていたら、今度は一転してPOPS。これで救われました。
■再び幕が上がる・・・第二部
第二部のスタートは、きりりとした袴姿で登場。豪商一代「紀伊国屋文左衛門」、この手の歌謡長編浪曲は、亜矢ちゃんの大きな魅力のひとつ。往年の三波春夫さんとは、ひと味違う「亜矢ぶし」で会場を唸らせます。
そして、「母シリーズ」・・・「母ごころ宅急便」、「帰らんちゃよか」、「母への感謝状」。次にでてくる歌詞が分かっていても瞼の涙腺は、ウルウルの用意万端。「母へ、子供達への気持ち」が頭のなかを駆けめぐり思いっきり泣かされました。
今回のフィナーレは名作歌謡劇場「おつう」。鶴の恩返しをテーマにした約20分の熱演と熱唱。最後は、雪のなかを空に舞い上がっていく幻想的な情景。「さようなら〜」「さようなら〜」。おつうの叫びで幕が降りました。
■熱烈なファンは、島津亜矢さんを「亜矢姫」と呼ぶ・・・
「亜矢ちゃん!」「島津!」とあちこちから大きなかけ声。会場いっぱいに溢れる熱気と興奮。いやはや、まさに天下無双の「亜矢ワールド」。贔屓目にみても日本の演歌を歌わせたら右に出る歌手はいない、と云いたくなります。それほど聴く人を魅了させる超満足の2時間半。熱烈なファンの方は彼女を「亜矢姫」と呼んでいるようです。それも宜なるかな・・・と納得。
■亜矢姫とついに握手!
リサイタルの記念に買ったDVDで「握手券」を入手。コンサート終了とともに長蛇の列の最後尾に並びました。待つこと約10分。ついに念願の亜矢姫との握手が実現。柔らかで小さな手のひら。ぬくもりが十分に心のなかに伝わってきました。
■エピローグ
感動と興奮に酔いしれながら、帰りのクルマの中ではもちろん亜矢姫のCD。年末の紅白歌合戦、はたまた来年の御園座公演が今から楽しみです。
拙文を最後までご覧いただき、誠に有り難うございました。
ブログの左上の「お気に召すまま・・・」に亜矢ちゃんが歌う「海ぶし」のサイトにリンクをはらさせていただいております。
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P.S.写真は、上から前売りチケット購入の際に頂いたパンフ、直筆のお礼状、そして握手券です。
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