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2008年12月

2008年12月27日 (土)

松井誠さんの「御園座特別公演」観劇記

師走のある日、知り合いの方から松井誠さんの「御園座特別公演」のお誘いをいただきました。

ブログで度々大衆演劇を中心としたテーマで日記を綴っておりますが、この世界を知ったのは、ほんの数年前のこと。渡世人言葉でいうと、まだまだ「かけ出しの未熟者」。
しかしながら、一度知ってしまうと、はまってしまうのが「大衆演劇」。爾来年間50本の観劇を目標に各地の芝居小屋めぐりをしている次第でございます。

■松井誠さんの公演は初めて

前述のように、大衆演劇ファンとしては未だ「かけ出しの未熟者」。
一方「松井誠さん」は、大衆演劇界出身ながら、今やその人気と実力でテレビドラマの出演やメジャーな劇場で1ヶ月公演を張る大スター。名古屋でいうと「中日劇場」、「御園座」公演以外はお目にかかれない存在です。

演歌、クラッシック、ロックなどの鑑賞のため大きな会場に足をはこぶことがあるものの、「芝居だけは大衆演劇が一番」と信じる小生にとって「松井誠さん」の存在は、大衆演劇の枠組とは違う異次元の世界の役者さんと思っていました。しかもその舞台の木戸銭ときたら、大衆演劇の入場料にもう一桁「0」がつく位の高嶺の花。

ここで主題のテーマから脇道にそれますが、以前に一度ブログにアップロードした「大衆演劇の魅力」について、改めてお伝えさせていただきたい思います。

■大衆演劇の魅力・・・その壱

大衆演劇は、「一度見れば、はまる」とよく云われます。最近でいうと「早乙女太一」に代表される華やかな世界のみが、マスコミでもてはやされていますが、あれはごく一部の断面。私が考える大衆演劇は、それぞれの劇団のカラーこそ違え、「本当に芝居好きの劇団が公演」し、「芝居好きのお客さん」が観ている。

それが大衆演劇な魅力を醸し出しているといっても過言ではありません。

■大衆演劇の魅力・・・その弐

お芝居の出し物は、と言えば、ご存知「瞼の母」、「国定忠治」をはじめとする股旅ものはもちろんのこと、泉鏡花の「婦系図(湯島の白梅)」、歌舞伎の「恋飛脚大和往来・梅川忠兵衛」や「白浪五人男」など本格的なお芝居も観ることができます。

その内容といえば、新派や歌舞伎の「人気だけが先行したタレント気取りの役者」をはるかに凌ぐセリフ廻しと演技力を持つ役者さんも数多く見かけられます。

お芝居のあとには、「舞踊・歌謡ショウ」などがあり、至れり尽くせり、たっぷりと楽しめる3時間。これだけの内容で木戸銭は、映画と同じ位の千数百円。いまどきこんな「お値打ち感のある娯楽」は、大衆演劇をおいて他にはありません。

■大衆演劇の魅力・・・その参

芝居が終われば、役者さんが、入り口でお客さんを見送ってくれる「送り出し」というしきたり。そこでお客さんは「今日の芝居と踊りはよかった。また今度くるよ」と声をかけ、握手して帰る。まさに至福の時を過ごしたことになります。

贔屓の劇団を見た日には、バーゲンセールでお得な掘り出しものを見つけたあの優越感。「ああ人生とは、なんて素晴らしいものか・・・」。

♪恋は優し、野辺の花よ・・・あの浅草オペラの一小節を口ずさみたい気分になります。

■大衆演劇の魅力・・・その四

写真が撮れることも、小生にとって大きな魅力の一つです。もちろん、いつでもいいというわけではなく、一定のマナーはありますが、とにかく生で見たお芝居を後で、じっくり写真で楽しむことができる。その写真にコメントを添えて、同じ劇団のファンの方同士と、メールで意見を交換しあうなど楽しみ方はどんどん広がって参ります。

「我思う、ゆえに我あり」かの哲学者デカルトの言葉は、置きかえると「大衆思う、ゆえに大衆あり」・・・この思想は、まさに大衆演劇のためにあるのではないでしょうか。

■本論に戻り、松井誠さんの「御園座特別公演」の印象

第一部「桜吹雪忠臣蔵・我が命雪に舞え」は、討ち入りに至るまでの赤穂浪士四十八番目の義士「木崎伊織(松井誠)」と「戸田の局(朝岡雪路)」をめぐる悲しくも美しい感動物語。

さすが、御園座の大舞台だけに照明のライティング、効果音や花道からの登場など迫力満点のステージ。書割(かきわり)の家や木などの大道具も見事。終章では、雪降る場面の印象的なフィナーレで幕切れとなりました。

第二部「豪華絢爛・誠版レビュー」は、題して「雪の舞・華の舞」。

これぞ「松井誠さん」の本領発揮。まさに大衆演劇の「舞踊・歌謡ショウ」の大型劇場版。立ち役の美しさ、妖しいまでに艶やかな「女形」。古典舞踊から新舞踊、華麗なダンスに太鼓ショウなど超盛りだくさんの内容で、第一部のシリアスなお芝居から見事な切り返し。

■エピローグ・・・「率直な感想」と「素直な感動」

正直言って、第一部のお芝居は、日頃からいろいろなお外題をみていますので、それほど・・・という感じ。

が、しかし第二部「豪華絢爛・誠版レビュー」になるやこれぞ大衆演劇の真骨頂。歌って踊って、お客さまを「誠ワールド」の陶酔の世界に引き込んでしまう・・・さすが大衆演劇で鍛えた松井誠さんの本領発揮で、朝丘雪路さんとのコンビもぴったり。

びっくりしたのは、太鼓ショウのあと舞台の天井から雨が降り出すサプライズ、ずぶ濡れの浴衣姿のまま、下駄でタップダンス。これには驚きました。

立ち役、女形を取っ替え引っ替え舞台上で七変化の大活躍。途中、劇団座長としての口上挨拶もありフィナーレの緞帳が下がる際には、舞台に幕が下りるわずかな隙間になると、寝ころんでまでお客様に手をふる徹底したサービスぶり・・・。

■おまけのエンディング・・・大衆演劇の心をいつまでも

松井誠さんの女形は、その美しさから「生きる博多人形」、あるいは「故 長谷川一夫の再来」といわれるほど。これからも大衆演劇の心を忘れず、メジャーな世界で更なるご活躍を祈るしだいです。

劇場ロビーでの「送り出し」こそなかったものの大満足の4時間。興奮さめやらぬ浮き浮きとした気分で家路につきました。

長々とした拙文を最後までご覧いただき、誠に有り難うございました。

P.S.
写真は、終演後の御園座界隈(油絵風)と公演案内のパンフレットです。


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2008年12月19日 (金)

今年の紅白歌合戦と島津亜矢さん

遅まきながらのコメントですが・・・。先だっての新聞で今年の紅白の司会者とともに発表されたのが出場歌手。

なんだこのメンバーは・・・島津亜矢さんの名前がないではないか。何かの間違いでは・・・。合格発表の受験番号を何度も確かめるように新聞記事を二度三度読み返しました。

そしてその後は、何とも言えない虚脱感とともに驚きと失望。「亜矢姫」が今の演歌の世界において女性実力派ナンバーワン歌手と信じて疑わない小生にとっては承服しがたいこの人選。

「怒髪(どはつ)天を衝(つ)く」とは、まさにこのこと。もっとも年相応に天を衝(つ)くほどの髪はありませんが・・・(笑)。

■紅白の選考基準を明示せよ

天下の国民(公共)放送を名乗るNHKとしては、まったくの大失態。何をもっての選考結果か、その基準を明らかにしてほしい。島津亜矢さんを選考しなかった理由を全国の視聴者誰もが納得できる形で明示するのが真の公共放送の努めだと思う。

■紅白歌合戦への提言

司会者といい、出場歌手といい、まったくの視聴率狙いが見え見え。2011年を控え、来年からは、ハガキやネットは当然のこと、デジタル放送の本格運用開始のトレーニングとして、テレビのリモコンからの投票も選考基準に加えたらどうか。それが公共放送の使命だと思う・・・そう考えるのは、私だけなのでしょうか。

一方的に出場者を決めるのはあまりに非合理。誰も納得しませんよ。

■島津亜矢さんへのエール

2008年の紅白は残念だっただけど、これにもめげず今後とも頑張ってください。日本全国「亜矢姫」の歌唱力と実力は誰もが認めるところです。そしてNHKが三顧の礼をもって紅白出場を願う・・・そんな後世に残る大演歌歌手に向かって、更なる精進を願うところです。

紅白にもの申す兼好法師より

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2008年12月14日 (日)

皆さまに支えられて「ブログ 10000ヒット」達成!

ついに、とうとう、やった・・・。夢にまで見た「ブログの10000ヒット」と相成りました。
これもひとえに多くの方々にご覧いただき、そしてあたたかいご支援・ご声援の賜と心から感謝し、伏してお礼申し上げる次第でございます。

■不安ばかりでスタートした「ブログ徒然草」

昨年の3月にはじめてブログをアップロードさせていただいた時、こんな「寄せ鍋」みたいな日記帳を果たしてごらんいただけるのかどうか・・・。

正直言って不安ばかりで、「10000ヒット」なんて10年先のこと・・・と思っておりました。まさか1年半余りで達成できるなんて想像だにしておりませんでした。

確か、ブログ第1号は「中村 紀洋さんよかったね」でスタート。
「ブログ」という新たな世界に入り込む私の目にタイムリーに飛び込んできたのが「ノリの育成選手として再スタート」というニュース。その感動を拙い文章にして、初めてアップロードさせていただきました。

■閑話休題・・・中村 紀洋さんへのエール

その彼も来シーズンからは楽天の選手として頑張るという。彼に対して名古屋から仙台へエールを送ります。またパリーグでは、自分の野球人生の集大成、力の限り思う存分暴れまくってください。

初心忘れるべからず、ドラゴンズ選手としての貴重な2年間の体験をいかし、これからの活躍を祈っています。中日というチーム、また落合監督から学んだものを、楽天の若い選手たちに技術とともに「こころ」の部分もぜひ伝えてほしい・・・。彼ならきっとできる思います。

■渡世人としての礼節

でもドラゴンズとの交流戦、あるいは、あるかも知れない「夢の日本シリーズ対決」の時だけは、バットをいつものようにフルスイングし、そして空を切ること・・・。

瞼の母の銘セリフを借りると、「軒下二年借り受けまして・・・(芝居では「軒下三寸」)」、そして股旅ものの決め言葉から「二年宿・二年飯の恩義(芝居では「一宿一飯)」。男のなかの男「中村 紀洋」、名古屋への仁義と礼節を忘れるな・・・それが渡世人としての立ち振る舞い・・・これを贈る言葉にしたいと思います。

■エピローグ

なんて勝手なことばかりこれからも綴ってまいりたいと思っています。
「ブログ徒然草」・・・よろしかったらこれからも拙い「日記帳」をご愛読いただければ幸いに存じます。

P.S.
写真はライトアップされた「名古屋のテレビ塔」。あと3年余りで、アナログ放送の終了とともにその役目をおえるとか・・・。風雪に堪えた60年、ご苦労さまと、ねぎらいの言葉をかけてやりたいと思います。


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2008年12月12日 (金)

「ブログ徒然草」10000ヒット間近!ホワイトクリスマス

2008年も残りあとわずか、クリスマスも間近となってまいりました。・・・ことしもいろいろありました。世相のあまりの変化に、思い出そうにも話題がありすぎてどれを私のベストテンにあげていいのか迷ってしまいます。

さて、昨年の3月にはじめてブログをアップロードさせていただいて、いよいよ10000ヒットが間近となりました。幸運?な10000人目の方はどなたになるのでしょうか。

■お芝居、写真、音楽、映画、お酒、そして旅などを綴った謂わば「寄せ鍋」みたいなブログをよぐぞこれだけ多くの方々にご覧いただいたと思うとなんだか嬉しくなってしまいます。

ライブ直後の「ハイテンション」のなかで書いたもの、あるいは打ちひしがれた「ローテンション」の心のなかで綴ったブログなど、今ひとつひとつを改めて読み直すとこの1年半余りの私自身の心の移ろいが手にとるように感じとれます。

「ブログ徒然草」・・・よろしかったらこれからも拙い「日記帳」をご愛読いただければ幸いに存じます。

兼好法師の又従兄弟の末裔、そして縁もゆかりもない平成の弟子より。

■ブログ左上の「お気に召すまま」に懐かしの「ボビーソロ」が歌う「ホワイトクリスマス」にリンクをはらさせていただきました。クリックして、懐かしの歌声をお聞きください。

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2008年12月 7日 (日)

「普天間かおり」さんのコンサートツアー2008 速報!

今夜「普天間かおり」さんの「コンサートツアー2008」に行ってまいりました。場所は名古屋の「A Banuet of goddesses(アバンケット・オブ・ゴッデシーズ)」。

■ライブハウス『A Banquet of Goddesses~女神達の饗宴』について

初めて「A Banuet of goddesses」さんを訪れたのは、今年の4月。お店の名前に正直言って「え!それなに!」と驚きました。直訳すると「女神達の饗宴」。格調高いお店の名前のわりには、ず〜と気さくで安らぎを感じるのは、オーナーのMIYUKIさんとTOMさんそしてOHTAさんの存在。以来、たまに訪れるたびにいろいろと私のわがままを許してくださり、出張の帰りなどの、貴重な止まり木のひとつとなりました。

■ライブの始まるまでは・・・

ラジオ番組で普天間かおりさんの歌を聞いたことがあるものの、ライブで生の歌声を聞き、当然のことながらご尊顔に接するのは初めての体験。演奏が始まるまで、どんな感動があるのか、「パンチde デート(これでわかる人はかなりな強者)」状態。
ワクワク、ドキドキ、オーディアンスである私の方が緊張いたしました。

その緊張をときほぐすため、いつもよりピッチをあげアルコールを喉におしこみました。ビールとお酒、その香りに酔うにつれ、心のリラックスも用意万端。ライブの始まりを胸の高まりとともに待ちました。

■普天間かおりさんとは・・・

沖縄県中城村出身。琉球王朝の流れに生まれる高貴なDNAを体に宿し、3才の時から歌をうたいはじめる。4才の時「のど自慢大会」に初登場し、初優勝する。以後、各大会等で入賞。
1991年より「本間かおり」の名前でアニメ「鎧伝サムライトルーパー」などのアニメソングを中心に歌手活動を展開。東海ラジオ(名古屋)の番組でパーソナリティもつとめる。

1997年7月、自から作詞を担当したアルバム「真南風(マフェー)」をリリース。沖縄の旋律にのせた素直でのびのある歌声が好評。また昨年発表した「守りたいもの」が多くの感動をよび、新たなファン層も広げた ・・・ と紹介されている。

■コンサートツアー2008が始まる!

ライブハウスのブルーの壁をバックに純白のドレスが映える。普天間かおりさんのライブがスタート。

曲はCDで聞いていたとおり、癒し系の音楽。キーボードとギターだけのシンプルなサウンドが、ほろ酔い加減の体と心にしみ渡り、雄大にして繊細、「ほんわか、のほほん、しんみり」お茶のコマーシャルではありませんが、日頃つかれた心と肩こりを解きほぐしてくれるには十分すぎるほどのミュージックシャワー。何ともいえない充実感と心地よさに酔いしれました。

ライブの途中には、「レキオス」、「シンセアリー」などCD未発表の曲も数曲ありましたが、当然のことながら「守りたいもの」がライブのラストソング。人それぞれ「守りたいもの」は違うでしょう・・・。家族、友人、恋人、仕事、自分のプライド・・・、それぞれの思いに語りかけるとってもいい曲ですね。

普天間かおりさんには、この曲を大事に歌い続けていっていただきたいと思います。

時間というものは、残酷なもの。普天間かおりさんの歌を子守歌にして、このまま、「アバンケさん」の揺りかごのなかで眠りに入りたい・・・という心地よさのなかでライブの終演となりました。

■エピローグ・・・1

今年も残すところあとわずか。仕事の方も加速度的に多忙となり、また渡世人の身の上、義理と人情の世界も欠かせません。あの人と、この人と熱燗で一杯、年の瀬も体と心をフルチューンし、エンジン全開で年末まで突っ走ります。

拙文を最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

ブログ左上の「お気に召すまま」に「普天間かおり」さんの「守りたいもの」にリンクをはらさせていただきました。よろしかったらクリックして、ご覧になってください。

■エピローグ・・・2

名古屋へ出張や旅行でお越しの節は、ぜひ「アバンケ」さんにお立ち寄りください。優しいMIYUKIさんとOHTAさんが、疲れたこころを癒してくれますよ。
TEL : 052-471-5510

写真は、「コンサートツアー2008」案内のパンフレットです。


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