音楽

2009年7月10日 (金)

2009コンサートツアー サイモンとガーファンクル ナゴヤドームライブの速報!

夢か真か・・・この目と耳でサイモンとガーファンクルのライブを体験。その距離、直線にして約50メートル。彼らの息づかいまでは聞こえませんが、PAを通してビンビンと体の五感いっぱいに熱気が伝わってきました。

興奮覚めやまぬ間にと、ブログの筆をとりました。

■ポピュラー音楽史上最高のデュオ

あれから40年余。映画「サウンド・オブ・サイレンス」で初めて二人を知って以来、生の歌声(ライブ)を体感するのは当然のことながら、これが初めて。

風貌は若干の年輪を感時させるものの、美しいハーモニーはデビュー当時そのもの。

名曲「ミセス・ロビンソン」、「明日に架ける橋」、「コンドルは飛んでゆく」など・・・もちろん「サウンド・オブ・サイレンス」など往年の名曲の数々に感激!
熱いアンコール応え、律儀に3回も応えてくれました。最後の曲は「Cecilia」。

■瞼の「サイモンとガーファンクル」・・・。

曲の途中、ふと考えてみました。自宅に帰れば、いつでもDVDで「セントラルパークコンサート」の有り様が見られる。が、しかしこれがライブだ、と思い暫しの間両の瞼をつむりじ~と音だけを聴いてみました。

この感激、この体感を一生の宝物にして人生の糧にしていきたいと思います。

Thanks for your kindness and love.

■付録

ブログ左上の「お気に召すまま」に「いとしのセシリア」のサイトにリンクをはらさせていただきました。よろしかったらご覧ください、

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2008年7月21日 (月)

タカダワタル的な「値上げ」の歌

伝説の「フォークシンガー?」として数々の名作の唄を残していった「高田渡」さんが鬼籍に入られて、はや3年(享年56歳)。
その後の今のご時世はというと、原油の世界的な高騰で始まった諸物価の一斉の値上がりや、年金問題、食糧危機が叫ばれるなど、まさに先行き不透明な混沌とした世相となってしまいました。

そこで思い出したのは、彼のあの名曲「値上げ」。約35年以上も前にリリースされた「ファーストアルバム」に収録されている曲の一つですが、今聴いても実に新鮮なインパクトがあります。

また、彼の駆け抜けた56年の人生は、私たちに強烈なメッセージを残してくれました。今回は「値上げ」をキーワードに「高田渡さん」についてブログを綴らさせていただきました。

■高田渡さんは「フォークシンガー?」「ブルース演歌士?」

多くのファンの方がいらして、色々なご意見がお有りでしょうが、私の感覚からすれば、高田渡さんは明治から大正に時代に流行した「壮士演歌」の流れをくむギターをもった正統派「ブルース演歌士」ではなかったかと・・・。政治や世相をピリリと風刺した歌もあれば、庶民的な日常生活をテーマにして淡々と唄う歌も多数あります。

かといって、彼の唄には大上段に構えた提言もなければ、「好いた惚れた」の甘いラブソングもない。まさに庶民の誰にでもある日常生活を「タカダワタル的」に唄い綴る。そんな姿が今なお多くのファンの心をつないでいる由縁ではないでしょうか。

■「値上げ」の歌が生まれた頃の時代背景は・・・

約8年間にも渡った最長期政権記録の宰相「佐藤栄作首相」の末期の頃・・・ではないかと推察されます。
そう言えば、あのころはいわゆる「70年安保」の頃。学生運動を中心として、日本国内が落ち着かない、騒然とした世相の時代でした。

そんななか、多くの学生集会で歌われた「反戦フォーク」とは一線を画し、独特のスタンスでこの歌が、いかにも「タカダワタル的」に作られたのではないかと・・・。

現に、2004年に放映された筑紫哲也さんとのインタビューのなかでも、彼自信も「日常の生活を歌うことが僕の心のなかの反戦 ・・・ 」と明言していました。

「値上げー高田渡」

作詞:有馬敲 作曲:高田渡

値上げは ぜんぜん考えぬ
年内 値上げは考えぬ
当分 値上げはありえない
極力 値上げはおさえたい
今のところ
値上げはみおくりたい
すぐに 値上げを認めない

値上げがある
としても今ではない
なるべく値上げはさけたい
値上げせざるを得ないという
声もあるが
値上げするかどうかは
検討中である
値上げもさけられない
かもしれないが
まだまだ時期が早すぎる

値上げの時期をは考えたい
値上げを認めたわけではない
すぐに値上げはしたくない
値上げには消極的であるが
年内 値上げはやむを得ぬ
近く 値上げはやむを得ぬ
値上げはやむを得ぬ
値上げにふみきろう

■エピローグ

「後期高齢者医療制度」、ガソリン税に発する「道路特定財源」問題、財務省の官僚による「居酒屋・高額タクシー」事件、「学校教員採用試験をめぐる不正」事件など今の世の中は何かが、確実に狂っているとしか思えません。

今回のブログは少々辛口になってしまいました。がしかし、もし今の世に「高田渡」さんがいたならば、彼にとって、曲のテーマにはことかかない世相。つぎつぎと風刺のきいた「名作」を生み出していることでしょう・・・。

また、天国でもミニコンサートを開き「コーヒーブルース」「生活の柄」なんかを歌っているのかも知れませんね・・・。

拙文を最後までご覧いただき、まことに有り難うございました。

■P.S.

ブログ左上の「お気に召すまま・・・」に「高田渡」さんのライブ映像にリンクをはらせていただきました。お宝映像ですので、ぜひご覧ください。


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2008年5月 5日 (月)

御園座公演「島津亜矢」さんのコンサート!

ゴールデンウィークのある日、念願の「島津亜矢」さんのコンサートに行って参りました。題して『LIVE 2008 邂逅 劇場版』。
島津亜矢さんに注目し始めたのは、とあるきっかけ。好きなお芝居の中のお外題のひとつ「元禄名槍譜・俵星玄蕃」をあの若さで唄っていることを知ってから・・・。

■「歌謡浪曲」でファンを魅了する島津亜矢さん・・・

今は無き、あの三波春夫さんが唄う歌謡浪曲シリーズを自分のレパートリーとして「堂々と唄っている」と知ってから、密かに彼女のファンの一人となりました。

歌謡浪曲の難しさは、その場面・情景をいかに歌とセリフで表現していくか ・・・。三波春夫さんが朗々と、しかもメリハリをつけて唄うあの芸は、何人たれとも寄せつけない独壇場と思っていたので、彼女が唄うCDを聴いた時は、正直言ってビックリ。しかも三波春夫さんの「完コピ」はなく、自分の個性をしっかりと歌にぶつけていることに驚嘆いたしました。

槍は錆びても この名は錆びぬ
男玄蕃の 心意気
赤穂浪士の かげとなり
尽くす誠は 槍一筋に
香る誉れの 元禄桜 ・・・

■歌手・島津亜矢のライブの緞帳が上がる・・・

名古屋・御園座「2008年春<島津亜矢>劇場公演」の緞帳が上がりました。東京・明治座、大阪・新歌舞伎座に続く公演で、御園座では、初舞台とか。

最初はちょっとひょうきんな「おてもやん」。そして、父と母の出会いの歌「船頭小唄」、「ヨイトマケのの唄」。徐々に亜矢ワールドの世界に引き込まれていきました。

一変して今度は花道のセリからドレスで頭のてっぺんからしずしずと登場。魅せますねえ・・・。自分の席からして、およそ約1.5メートルの至近距離。まさに息づかいが感じられるニアミスとサプライズ・・・

■約30分の休憩を挟んで第二部は・・・

待ってました! いよいよ歌謡浪曲「元禄男の友情〜立花左近」で始まり。絶妙な緩急で淀みなくで唄う「亜矢節」は、彼女の最大の魅力のひとつ。デビュー曲「袴をはいた渡り鳥」。そして、ノリのいい新曲「海ぶし」。続いて「大気晩成」へ。

「帰えらんちゃよか」あたりから目頭が怪しくなり、涙腺がじ〜んとなってきました。お母さんへの「感謝状」にいたっては、もう駄目、涙ボロボロ。ラストの仕上げは「お吉」。舞台装置と照明、そして迫真に迫る彼女の歌唱力と演技力。涙から感動に変わっていきました。

■熱烈なファンは、島津亜矢さんを「亜矢姫」と呼ぶ・・・

お隣の席のご夫婦は、島津亜矢さんの大ファン。「亜矢ちゃん!」と大きなかけ声とともに、体いっぱいを使って手拍子で声援する姿がとても微笑ましい。また、熱烈なファンは彼女を「亜矢姫」と呼んでいるようです。それも宜なるかな・・・と納得。

ロック系のコンサートで観客が最初の曲から最後まで、総立ちになって声援をおくる・・・あの雰囲気に近い熱気を演歌のコンサート会場で体感いたしました。

今ではポップスにかなり押され気味な演歌の世界にあって「独自の境地」を開く島津亜矢ワールドは、「演歌」の枠を超えた演歌歌手と云っても過言ではありません・・・ちょっと褒めすぎかな。

拙文を最後までご覧頂き、まことに有り難うございます。

ブログのトップ左上(お気に召すまま・・・)に、「島津亜矢」さんが歌う「元禄名槍譜・俵星玄蕃」にリンクをはらさせていただきました。よろしかったらクリックしてみて下さい。よろしかったら一献を傾けながらどうぞ。

■エピローグ

次回の名古屋での公演は、11月3日の「センチュリーホール」とか。「亜矢姫」が、今度はどんな唄と舞台を観せてくれるのか、今からこの秋が楽しみです。感動に酔いしれながら、地下鉄に乗り家路につきました。

P.S.写真は、左から前売りチケット購入の際に頂いたパンフ、直筆のお礼状、新曲「海ぶし」のファイルの写真です。

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